グローバル企業の群像
本コーナーでは、グローバル企業、とりわけ海外で勤務する人々に焦点を当ててその活躍ぶりを紹介する。
(敬称略。写真と文責はページ開設者による)
ここでは、パナソニック 旧・三洋電機(当時の現地法人グループ)の皆さんを紹介する。
更新:2003/11/8
2009年版はこちらの リンク
2001年、02年、03年度の関連版はこちらの リンク
![]() |
![]() |
東かん華強三洋馬達有限公司 副董事長総経理 中山良一 2003年10月、当会社の大部屋事務室にて |
東かん華強三洋馬達では三洋ブランドの最新型のデジカメが組み立てられている。 |
謙虚で控え目の中山ではあるが、事業の戦略的転換を敢行し、また、合弁パートナーと独自採用の現地人幹部を活用し、とことんお客様の要望を受け入れ、着実・正確に仕事をこなしているため、高い信頼を勝ち取っている。結果的に、当該企業は、振動モーター分野で世界トップクラスのシェアを有し、携帯電話メーカーにとってはまさに「なくてはならない存在」になっている。デジタルカメラの組み立てにおいても世界最大クラスの企業に成長し、OEMだけではなく、「三洋ブランド」の商品にも取り組んでいる。 | |
![]() 三洋半導体(蛇口)有限公司 董事長・総経理 安藤 守 2003年10月、当会社の会議室にて |
三洋半導体(蛇口)については、一見では「零細部品会社」と勘違いされるかもしれない。だが、立派なハイテク企業(深せん市政府認定)である。その部品はまさに電機メーカーにとっては「なくてはならない存在」である。この「なくてはならない」部品を設計し、高品質基準をクリアしながら量産できるのは、それを支える高技術をもつ技能工である。その技能工を育て、絶え間ない向上の努力をしているのは安藤守である。 週4回の改善会議を徹底し、さらに、その結果を直ちに各関連部門やグループ関連他社にも配信している。この迅速な情報共有作業により、全体の絶え間ないレベルの向上にも貢献している。 なお、安藤はこのコーナーでは2回目の登場 (2001年8月分を参照) |
![]() |
![]() |
三洋電機(中国)有限公司 董事長総経理 高野 長い米国駐在の経験を生かし、 2002年から中国事業の総指揮を |
三洋電機(中国)有限公司 董事 総経理 濱 法務の専門知識を駆使、 タフな交渉で現法グループの再編に取り組む |
![]() |
![]() |
三洋電機(中国)有限公司 常勤顧問 山下 北京駐在では日本企業の長老格、 豊富な経験と広い人脈をビジネスに生かす |
三洋電機(中国)有限公司 副総経理 松木 貿易のプロ、ビジネスの拡大を図りながら、 幅広い知識を生かしてグループ企業を支援 |
![]() |
←三洋電機(中国)有限公司 副部長 福田 期待の若手ホープ。「独身貴族」かどうかだが、 「最近、合弁は流行らないしね」 というところに意味深い |
いずれも 2003年3月、北京のオフィスにて |