就職活動応援
杉田ゼミ卒業者からのメッセージ


このコーナーはゼミ卒業者からのメッセージを掲載している。
個々のメッセージを原則原文のまま掲載されている。
ゼミ生や受講生の就職活動などのために多少でも参考になれればと思う。

就活応援小冊子
ゼミ10 池田君を中心に2008年10月に編集・制作したもので2015年3月再掲。
この小冊子を閲読してまず驚くのは「これが現役大学生が制作したものか」ということに違いない。
内容と共に、当時の現役ゼミ生のレベルの高さや努力、
そして後輩を思う心も含め良き刺激になると思う。
現在の就活に当てはまるかどうかという意見もあろうが、
内容のうち多くはいまでも参考価値があり 、社会人になってからも有用だと思う。
注:本小冊子はゼミ内個人参考用。

以下、バックナンバー
意見発表者一覧
(掲載順=受信順)廣石/扇山/木村
秋山/河野/
石崎/上床/佐々木
北村/安東/河端/
合田/舟辺/黒田


----- Original Message -----
Sent: Monday, December 09, 2002 12:48 AM

今、就職活動を振り返って思うことは、「自分を知る」ということだと思います。
自分はどんな性格か、今まで何をしてきたのか、今何に興味があるのか、
今後何をしていきたいのかなど、ありきたりな事でも周りの環境に左右されることなく今までの自分の人生について振り返り、真剣に考えることのできる時期だと思うのです。もちろん、企業に自分を売り込むわけですから、個性や競争優位性を保持している方が好ましいのは当然であると思います。自分が重視しているのは、規模なのか、職種なのか、等も明確であれば、より考えやすいと思います。また、就職活動は「運」や「相性」も大きく関与していると思います。どうしても入りたい企業があったとしても、説明会の予約が取れなければ筆記試験さえ受けることができない場合が多く、取れたとしても10分ちょっとの面接で何がわかるのかというのも疑問です。ですから面接で落とされてもそんなに深く落ち込む必要はないと思います。しかし、わかっていても落ち込まない人はいないと思います。そんな時こそ、自分では気づいていなかったかもしれませんが、杉田ゼミで培った気持ちの「強さ」が生きてくると思います。何事も、ポジティブにタフに取り組むことが勝因だと思っています。活動を控えている皆さん、自分で「無理」などと壁を作らず、上を向いて頑張ってください!!

廣石
----- Original Message -----
Sent: Monday, December 09, 2002 2:49 PM

年々就職活動が早くなっていると思うのですが企業の求める人材像も変化をしてきていると思います。はっきりいって昔と比べて採用は厳しくなっています。ただなんとなく入社してなんとなく生活の為のお金儲けするために働こうなどの意思ではどこの会社もとってくれません。求めれるものは5年後10年後自分がこうでありたいという確固とした意思であったり、リーダーとして皆を引っ張っていくことのできる人材が求められています。指示してできる仕事は正社員でなくとも派遣社員を雇えば企業にとっては良いことなのです。杉田先生の教えでも言われている「羊ではなく狼になれ」という言葉は指示待ち族ではなく自分で考え・動くことのできる人という意味ですが今の時代に本当に求められている人物像であると思います。就職する時期が来たからといってなんとなく活動する前に一度自分を振り返り、一体自分は何がしたいのかをじっくり考え自分という土台をまずは作ってから行動しても遅くはないかと思います。実際の活動に関しては過去の掲載にも乗っている佐々木先輩と同様に面接などで質問されたこと・それに対して自分はどう答えたか、面接で失敗したこと・次からどうしたらいいか、さらに人事の人や社長に言われた印象的な言葉などを電車の移動時間を使って手帳に書いていました。ちょっとした空き時間にそれを見て面接に望んだりできるので大変役に立ちます。特に面接でよくあるのが質問に対しての失敗だと思います。失敗は誰にでもあることですがそれをどう次に生かせるかが重要だと思っています。活動中は多くの失敗をしていましたが、失敗をするたびに「また一つ自分が成長できたな」と思いながら活動をしていました。長い就職活動ではポジティブであることは精神的に楽になりますし、1日1日が非常に貴重な時間となります。これから就職活動を行う方も前向きに行動すれば必ず自分にあった企業を見つけることができると思います。

扇山
 ----- Original Message -----
Sent: Monday, December 09, 2002 3:39 PM

> 私が就職活動(面接、筆記試験の受験)をはじめたのは5月で
> した。周囲の人達に比べても明らかに遅く、準備不足の中から
> の出発でした。ただ、その時にはまだこれから先の就職活動に
> ついて、知識不足もあり、不安を持っていませんでした。しか
> し、この時期になると追加採用が多くて、採用人数も少なく、
> 選択の幅を考えると早く始めて人に比べずいぶん小さくなって
> いました。そのような状況で感じたことを述べたいと思います。
> やりたいことがまだわからないという人もいると思いますが、
> (多分)大丈夫です。私も漠然としたままでしたが、説明会に
> 参加することで、その業界の現状、抱えている問題点、特徴等
> がはっきりと分かり、自然と自分がしたい事が見えてくると思
> います。また、説明会に出席しておけば、たいてい筆記テスト
> や面接まで進むことができ、そういった面接を繰り返すことで、
> 場慣れし、自信が出てきますし、何をどう分析しておかなけれ
> ばならないかが見えてきます。最初の面接ではやはり準備不足
> で答えにつまり焦ってしまいましたが、面接を受ければ受ける
> ほど落ち着けるようになりました。面接官には様々なタイプの
> 人がいます。好意的な人もいれば、厳しい態度をとってくる人
> もいます。そういった経験を積んで、失敗を繰り返しても、そ
> の度に反省して次に活かせればいいと思います。人当たりの良
> さ、表情、自信をもって話すことも面接の好印象に繋がると思
> います。就職は運やタイミングなどもあるので、不甲斐ない結
> 果でも落ち込まずに、ポジティブシンキングで頑張ることが大
> 切だと思います。とにかく、早く始めて慣れることです。早め
> 早めに活動しても損はありません。不況の真っ只中で就職活動
> をするのは不安も多いとは思いますが、明るく頑張ってください。

> 木村

----- Original Message -----
From: 秋山
Sent: Tuesday, December 04, 2001 12:37 AM

まず、最も大切なのは書類(エントリーシート含む)だと思います。
書類は選考の最後まで響いてきますし、書類内容によって今後の
面接での質問内容は異なってきます。1つたりとも弱点がある書類を
作ってはいけません。
仮に書類選考を通過したとしても、あいまいな部分は、必ず面接でつっこまれます。
一方、文章で十分に考えていれば、面接では書類に沿った質問があるだけです。
苦労することなどほとんどありません。書類のこと以外の質問は、
「学生時代に力を入れたことは何ですか?」といった、参考書に載っている
ようなことだけです。
書類は絶対、人に見てもらってください。できれば書類でほとんど
落ちなかった4回生がいいと思います。まだ記憶も新鮮なはずです。
また、作文も重要です。論文とは決定的に違いますので、
気をつけてください。SPIと作文が同時にある企業なら、作文がよければ
次のステップに上げてくれます。仮に作文が選考にない企業でも、
書類で長い文を書かせることが多いです。ただし書類や作文の腕を
上げるには、ひたすら練習するしかありません。
私は11月から、朝日新聞の「天声人語」を毎日書き写しました。
また、自分が書きたいということを書くのはもちろんいいことですが、
自分の父親にもわかり、そして共感してもらえるような展開に
持っていくことが必要だと思います。書類や作文に目を通す人は
中年の男性がほとんどだからです。

----- Original Message -----
From: 河野
Sent: Sunday, December 09, 2001 10:20 PM

 私が就職活動を終えて皆さんに一番伝えたいことは、
自分の本当にしたいことは何なのか、そのことを常に忘れない
でいてほしいということです。活動を長く続けていると一体自分は
何がしたいのかわからなくなってしまったり、また私は内定をもらうのが
8月の中ごろと少し遅かったので周りの友人が内定をもらったという
話を聞くと、あせってしまい、自分の目的を見失ってただ闇雲に
就職活動をしてしまった時期がありました。そんなときは本当に
なにもかもうまくいきませんでした。就職するのは自分です。
結局自分にとって満足のいくものでないと後で後悔することに
なってしまいます。もし何か落ちこむ事があっても皆同じ様な
思いをして活動しているんだ、と思って気を持ち直すことが
一番だと思います。説明会では社会に入ってからでは
聞けないような話もたくさん聞くことができ、自分自身の勉強にも
なって、今振り返ってみると、就職活動自体がすごく充実したもの
になったように思います。就職活動を自分がこれから社会へ
出て行くための準備+勉強期間と考えた方がいいと思います。
 最後に、実際問題の話、よく何も考えずに会話をするものだと思って
面接に望んだ方が良いということを聞きましたが、アレは
ウソです。(多分)必ず聞かれるようなことは(自己PRや志望動機)
家でスラスラ言えるまで練習していきましょう。そうでないと言えて
当たり前のことが言えなかったり、つまった分、最初から他の人より
マイナス・イメージがついてしまいます。それ以外のことは
自分の中で仕事に対するしっかりとした思いがあれば、特別文章を
丸暗記しなくてもスムーズにやり取りができるはずです。

----- Original Message -----
From: 石崎
Sent: Tuesday, December 11, 2001 3:50 PM

就職活動を通じて、まず大事になってくるのが、
「自分を知る」ことだと思います。
自分を知ることで、面接でもきちんと自分をアピールすることができ、
急な質問にも、落ち着いて答えることができると思います。
いろいろな人と話し、就職活動という今までとは違う環境の中で、
自分を見つめなおし、自分を知ってください。
そのうえで、他人にはない自分の個性を出していければ、
良い結果が得られると思います。多くの企業を受けると、
どんどん落とされる場合もありますが、結果にこだわりすぎず、
その経験が自分の糧となり、さらに自分を磨くことになります。
企業はまだたくさんあります。その企業とは縁がなかっただけだと、
前向きに考えていくことも必要です。
履歴書などは、他企業に同じものを出しても構わないので、
多くの企業を受けて、悔いの残らぬよう頑張ってください。
日頃入ることのできない大企業にも、気兼ねなく入っていけるのですから、
どんどん挑戦していってください。

----- Original Message -----
From: 上床
Sent: Monday, December 17, 2001 7:23 PM

就職活動を始めるに当たり、
皆さん不安な気持ちで毎日を送っている事と思います。
そんな皆さんの助けに少しでもなればと思い、
僕が大事だと感じた事を書かせてもらいます。
自己分析を始められ、少しは自分の性格、
自分のやりたい事がおぼろげながら、
見えてきた頃だと思います。また、業界研究で自分の知らない
仕事について少しは知れたと思います。
その中で、自分のやりたい仕事を強引にでも、これがやりたいと強烈に
イメージして見て下さい。10年後、自分はどんな自分になりたいのか、どんな生活を
送りたいのかを考え、しっかりとしたハートを築き上げて欲しいと思います。
なぜそうする必要があるかと言えば、多くの企業から落とされるからです。
そのため、卑屈になったり、ヤケになったりと自分の当初の夢に
妥協の余地が生まれるからです。とりあえずどこでもいいから内定を
もらうという事になります。これは良い事ですが、目的は内定を
もらう事ではなく、自分の納得がいくかというところあります。
内定を一つももらってない人は、内定をとりあえず一つはもらう事を
お勧めしますが、内定をもらい、気持ちが緩み、この会社でいいかと
思ってしまう事もあるので、今後のビジョンを明確に持って、
就職活動に望んでもらいたいと思います。そうしないと、
本当にこれでよかったのかと悩み事になります。戦って、
敗れる事は恥ずかしい事ではなく、戦わずしてあきらめるこそ、
恥であるように思います。きれい事のように聞こえるかもしれませんが、
失敗から学ぶという事を人は知っています。
存分に社会の洗礼を受け、自分と戦って欲しいと思います。
頑張ってください!

----- Original Message -----
From: 佐々木
Sent: Wednesday, January 09, 2002 10:58 PM

就職活動はとっても大切な時期です。
一番目に就職する企業は、今後転職するとしても、
後々、自分の人生に大きく左右してきます。企業しかり、業種もしかりです。
まずは、多くのセミナーに参加し、社会全体の動向を知ってください。
どういう職業が社会に求められているのか、長いビジョンで判断してください。
そして、どこかの社員として働く以上、どういう人生
(生き方、ビジョン)が自分にとって一番大切なのかを考えてみてください。
セミナーでは、そこで働く社員から、3年後、5年後、・・・自分が
この企業で働いて、どうなっているかをフィードバックさせて見てもいいと思います。
私は当初、業種も職種も漠然な動機でしか考えることができず、
面接で上手くいきませんでした。
また、就職の面接とはいえ、建設的な嘘をつけなかった事もあり、
あっさり落とされる事も多々ありました。
企業に受験するとき、100分の1や50分の1という確率で、
企業に挑戦してはダメだと実感しました。
自分にとってその企業は、1分の1です。
その企業に対して100%の力を出し切っているかということだと思います。
100%の力とは、その企業に対して100%努力してるかという事だと思います。
面接で人事の方が、いろいろ質問しますが、例えば、会社の概要を聞かれた時、
会社の概要を暗記するぐらい努力したのかという事を聞いているのと同じ事だと思います。
「熱意」を伝える!!本当に行きたい企業だと思ったら、
面接の練習を積んだ上で、100%で頑張ってください。
本当に100%の力を出したとしても、
世の中はいろんな制約が多くて、理不尽な結果に終わる事が多々あると思います。
しかし、それは自分ではどうしようもならない事と割り切って、
他にチャレンジしていく前向きな姿勢も必要になります。
自分を見失わず、自分を信じて頑張れ!!
キーワードはメモです。
私は考えた事、思った事、気付いた事、面接で聞かれた内容や答えた内容、
反省点などを書き出していきました。簡単な作業ですが結構、大切です。

----- Original Message -----
From: 北村
Sent: Wednesday, November 08, 2000 2:48 AM

私が就職活動で一番大事だと思ったことは「本当の自分」を表現するということです。
自分の欠点を隠すことは、自己分析であれ、面接であれよくやってしまうことです。
面接の演出として自分の欠点を隠すことは必要かもしれませんが、
そればかりに気を取られて自分の良い所を表現しきれていないことがよくあります。
また、就職用に作った「嘘の自分」から発せられる言葉には、説得力がありません。
自己分析をしっかりして自分の個性に自信を持ち、欠点を隠すのではなく
自分の長所を表現することに集中したほうが良い結果が得られると思います。
就職活動は多くの人にとって、他人から拒絶されることの連続です。しかし考え方を変えれば、
自分を見つめ直す良い機会でもあります。私も就職活動を通して、
少しは精神的にタフになり、自分の個性に自信を持てるようになったと思います。
就職活動をただつらいことだとは思わず、自分の成長につなげていって下さい。

----- Original Message -----
From: 安東
Sent: Friday, November 10, 2000 1:37 PM

就職活動をするにあたって注意しなければならないのはエントリーの締め切り日のことです。
特に金融業界を志望する方はマメにHPや就職部をチェックする事をおすすめします。
金融業界はHPからしかエントリーできないようになっていたり、その時送信するエントリーシートが
一次選考になることが多いので、それをうっかり見逃してしまうと、もう受験することができません。
自分の不注意で選考に参加できなかったというのは本当に悔やんでも悔やみきれないと思うので、
気を付けて下さい。また、HPからエントリーする場合、手軽さから気楽に書いて送信してしまいがちですが、
重要度は手書きのものと全く変わりません。企業側はそれを読んで選考するので、慎重に自分の
良さややりたい事などを充分にアピールするものを作って下さい。更にPCでエントリーシートを
書くときには特に、誤字・脱字に細心の注意を払って下さい。
いくら自分が精一杯勉強をしていても、やはり上には上がいるので悩む事や、落ち込むことも
たくさんあると思います。特に、就職活動では自分では良かったと思っていても落ち続けて、
もうダメなのではないかと弱気になったりすることもあると思います。
けれども、じっくり探せば自分に合う会社は必ず見つかるので、ぜひ頑張って欲しいです。
たいしたアドバイスはできないかもしれませんが、
もし何か聞きたいことがあれば何でも聞いて下さい。
できる範囲で協力したいと思っています。

----- Original Message -----
From: 合田
Sent: Monday, November 13, 2000 11:53 PM

私は、SPIや一般常識などの筆記試験に対して、軽く見ていたことがありました。
比較的に簡単な問題だったりしたので、特別に勉強をしなくても大丈夫だと考えていたのです。
しかし、いくら一般的な常識問題が多くても、勉強をした人としない人では、
大きな差ができてしまいます。当然、私は筆記試験によく落ちるようになりました。
最終面接の一歩手前の筆記試験で落ちるということもよくありました。面接で自分の意見を
しっかりと述べ、それがうまく伝わらなくて落ちる場合は、この企業と縁がなかったと
考える事ができ、次に目を向ける事ができます。しかし、筆記試験では、
単に自分の勉強不足・学力不足でしかありません。これは非常に悔しい事です。
それから私は、今までの遅れを取り戻すように、筆記試験対策をしました。その
甲斐あって希望企業から内定をもらう事ができました。当たり前に求められる事を、
当たり前にするということが、いかに難しく、いかに大切かを、私は就職活動を通じ学びました。

----- Original Message -----
From: 舟辺
Sent: Tuesday, November 14, 2000 2:20 AM

就職活動において、まず最初に企業に接するのが資料請求だと思いますが、
私は90%ぐらいインターネットで行いました。インターネットでの請求が良かった点は、
企業も電子メールで情報を送ってくれるので、企業からのメールもまとめてでチェックしやすい
という点と請求を受け付けてくれると確認の返信をしてもらえたりするので活動しやすかった
という点だと思います。また、私が金融業界中心で活動していて感じたのが、この業界
(特に銀行や信用金庫)は採用のスピードがはやく採用日程が短くきっちりしているので、
途中参加などは全く受け付けてもらえないことと、HP(HPにしかセミナー情報を
載せていない時がある)などをチェックしてエントリーシートの締切など日程を
早めに知ることが大切だということです。エントリーシートはほとんど資料に
同封されてくるので、早い時期に請求しておけば、考えなどもまとめる時間ができるので
書きやすいです。いきたい企業があっても、日程を間違えたり知らなくてセミナーや
選考に参加できなかったらもったいないし、後で資料請求しておけばよかったと
思う企業もでてくるかもしれないので、早めに多くの会社に資料請求して
情報を集めておくのが大切だと思います。

 ----- Original Message -----
From: 黒田
Sent: Tuesday, November 14, 2000 10:48 AM

私が、就職活動を通して感じてきたことは、自分自身の力不足とやっておけばよかったと思うことが
多くあったということです。そのなかでも、最も感じたことは、自分のしたいと考えていた仕事に
ついて関連する資格や技能という面で、これまでの学生生活を通しての戦略的な積み重ねや、計画と
いった、根本的な考え方の甘え方があったと思います。全体を通して、自分が、そのやりたい仕事を
していく上で、どのようなことが出来るのかということを明確に示すことが出来なかったからだと思います。
これから、就職活動を行っていく皆さんには、やりたい仕事をしたいのであれば、その仕事を
していく上で、自分にどのようなことが出来るのかということを具体的に説明できるように、自分自身
の核となる強みを見つけ出していってほしいと思います。

----- Original Message -----
From:河端
Sent: Monday, November 13, 2000 3:19 PM

もう皆さんは自己分析の方法は本や友人・先輩等から聞いていると思うので、
ここでは企業研究にポイントを絞りたいと思います。
僕が注目して欲しいのは以下の3点です。
@経営理念です。会社にはそれぞれ目標があり、将来その目標に向かって成長し続けています。
やはりその目標と自分の考えが合えば親しみや興味も沸いてくると思います。
A研修制度が充実しているかどうかです。社会人としてのマナーやノウハウをきちん
と教育してもらわなければ何もできませんし、やはり教育をしっかりしてくれるということは、
それだけ社員を大切に思っているという証拠だと思います。自分自身を成長させたいと
思うのならこの項目は不可欠だと思います。
Bその会社の「強み」は何か?を知ることです。面接の時に「なぜ君は我が社なのか?」と
良く聞かれます。また志望動機を答える場合にも必要です。そして1つの業界
でも必ず競争相手がいるので他社との違いを知っておかなければ自分が何をしたいのかが
分からなくなり、面接でも失敗する可能性があります。
例えば、レストランで、「和食に強いのか、フランス料理を得意とするのか」ということです。
この項目は是非見て下さい。
最後に一言、これから毎日生活していく中でアルバイトをするときでも常に何かを意識
しながら生活して下さい。きっとどこかで役に立つと思います。

杉田俊明研究室
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