Resilience Portfolio and Strategic M&A&A
A case study: How have Asian multinationals expanded their business under the pandemic?
Toshiaki SUGITA

公刊論文: レジリエンス・ポートフォリオと戦略としてのM&A&A
~パンデミック下でもグローバル展開を図るアジア企業~
杉田俊明

 
『甲南経営研究』第62巻3・4号(2022年2月刊)、pp1~39 掲載分。
Keyword: Resilience, Portfolio, M&A&A(M&A&Alliance), 3-layer concept, Strategic knowledge,

ロシアによるウクライナ侵攻、新型コロナウィルスによるパンデミック、地震などの自然災害による影響など、
現代企業経営は絶えず何らかの直接的、間接的な脅威に晒されながら行われるものとなる。

そんななかで、「レジリエンス」(強靭性や回復力など)の概念とその応用が今まで以上に重要となり、
とりわけグローバルビジネスにおいてはM&A&A(企業買収・合併、提携)を戦略的に応用することにより、
立体・重層的な「ポートフォリオ」を形成し「レジリエンス」を強化することが一層重要となってきている。

本論文は、ケース研究を通じて以下の点を主として掘り下げている。
・「レジリエンス」とは何か、関連研究が始められた背景と現状はどうか、
ケース対象企業はどのようにしてM&A&Aを戦略的に応用し、「ポートフォリオ」と「レジリエンス」を形成しているのか、

・ケース対象企業からみた同族経営の強みとは何か、
現代企業経営における同族企業のプロ経営者像はどう変わってきたのか、

・約100年前に中国から東南アジアに移民した華人がどのようにして事業に成功したのか、
そして、中国ビジネスでの挫折から何を悟り、どのようにして新たなグローバル展開を行っているのか、

・前掲ケース研究と合わせ、ケース対象企業が日本企業とのビジネスやM&A&Aから日本の経営者が得るべき示唆と何か、
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⇒ 全文ダウンロード 杉田俊明研究室のブログ(2022年3月17日付)にて案内。
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校正関連情報:p21 8と9行目
(正)準備を始め
(正)開業に漕ぎ着けていた
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本論文は複数の調査レポートによって構成されているもの。
非公刊部分は関係者宛に別途配信。


杉田俊明研究室
2022/02/24 - 03/18
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