英語で学ぶ国際ビジネス(受講感想編)

2003年夏期英語専門集中講座(MBA基礎講座)・研究発表資料
ハーバードビジネススクールで使用されている教材を使用した集中講座

内田(第一)チーム

内田雅子(左3)
 今回の夏季勉強会は正直圧倒されて終わりました。鋭い指摘や質問が飛び交う中で、つくづく自分の勉強の仕方が甘いことに気付かされました。私は今回英語を訳すことに必死で、訳した内容について多少は自分で調べましたが、全内容について調べていませんでした。自分の中で準備をしていた所は質問されても何とか説明できたけれども、それ以外のことを質問されると困ってしまい、自分の勉強不足を痛感しました。質問された時に答えられなくて、その答えが後で浮かんだりし、悔しい思いもしました。他大学の方の発表や討論を聞き、普段のゼミの討論では、味わうことの出来ない雰囲気を味わうことができ、大変刺激になりました。今回の夏季勉強会には、見習うべき方がたくさんおられたので、その方に近づくように努力していこうと思います。今回学んだ事を、無駄にせず、これからの討論に活かしていきたいと思います。

大崎梢(右3)
 今回の夏季勉強会を通して、私はただ自分が担当になっている範囲だけを予習するだけではなく、関連事項なども自主的に調べたりすることの大切さを学びました。また、討論においても、書かれている内容について討論するだけではなく、その内容から、色々な方向に展開していける力や知識を身につけることの大切さもわかりました。予習をするにしても、討論をするにしても、1つのことにだけ集中するのではなく、もっと広い視野を持って、意欲的に行動することで、専門力やプレゼンテーション力などを身につけることができるのかなと思いました。他大学の方達の発表や討論を聞いて、普段のゼミでは気づかない点も多く、見習わなければならないことや、自分自身の課題がとてもよくわかり、勉強になりました。

中野慶介(左1)
 杉田ゼミ夏季特別勉強会を終えて最も感じたことは、「自分はあらゆる面において、まだまだ勉強不足だ。」ということです。もともと私は英語が非常に苦手で、今回の勉強会の課題に対しても必死に取り組んできました。しかし、いざ発表を迎えてディスカッションを開始した時、英語力以上に経営の専門知識が問われ、鋭い指摘に応えきることが出来ませんでした。特に今回は他大学の方々も参加されていたため、普段のゼミ内で行っているディスカッションとはまた違った視点からの指摘も多く、正直戸惑うことが多かったです。
 今回の勉強会では自分の未熟さを反省すると共に、さらなる向上を目指す良い刺激にもなりました。当日参加された他大学の方々には良い迷惑だったかも知れませんが、私自身としては知識だけでなく、目的意識を持ってさらに勉強しなければならないと気付かされる良い機会でした。
 当日参加して頂いた他大学の方々をはじめ、今回このような貴重な機会を与えて下さった杉田先生に心より感謝致します。

松村友雄(左2)
 今回の英語講座は以前授業などでも行っていた、経営学の専門書の和訳から専門の内容を議論するという形だったが、他大学生の参加によっていつもと違った内容になった。率直な感想を言うと、自分達はいかにうわべの議論をしていたのかを気づかされました。ある程度議論をしていたつもりだったが、自分達は何が知りたいのか、何について議論したいのかがわかっていなかったような気がしました。漠然としたものはあったとしても、終わった後、身になったと感じられる内容がすくなかったなあと今になって思います。余さんや佐藤さんにしても、ほんとに興味・関心に素直で具体的に勉強しているという印象でした。自分にはもっと知りたいと思う気持ちが足りないのかなあと考えさせられました。

幸田あゆみ(右2)
 今回が実質初のゼミでしたが、予想以上の鋭い質疑応答に鳥肌が立ちました。そして高校時代に英語のディスカッションをした時の気持ちを思い出しました。私自身今回は全く歯が立たなかったので、次は相手の質問に即座に対応できる戦力になりたいです。それと、予習において英文から日本語に訳す時、いつもは辞書をなるべく見ないようにして分からない単語があっても推測して訳す努力をしているのですが、今回は知らない単語が多すぎて辞書を使いっぱなしでした。これからは専門の単語量も増やしていきたいです。

西川展久(右1)
 僕は夏休み期間を利用して英語能力を伸ばしたかったため、この英語のサブゼミに参加しました。しかし、正直な感想としましては、難しすぎてやや理解に困難があったかと思います。もともと大勢の人の前で話すのはとても苦手ですし、多国籍企業に関しての知識も皆無に等しいため、2回生の僕には少し早かったかな、と思いました。
 しかし、杉田ゼミの進行方法を知る良い機会になりましたし、新たに勉強する気が起きたので参加した価値は充分あったと思います。将来外資系の企業に就職したいと考えている僕には、その道へ進むことがどれだけ厳しいか分かりとても良い刺激になりました。出だしは遅れましたが、これから語学、経営学と頑張って勉強していきたいと思います。
正直に評価したところ、僕は実際に一度も他人にコメントしませんでしたし、自分の発表も曖昧だったので以下のような評価になりました。
岩垂(第二)チーム
黄田 智也(左2)
 今回の夏期特別講座のプレゼンテーションには、杉田ゼミ生の一部、ゼミ生以外の生徒に加えて、神戸大学、関西学院大学から来られた優秀な学生の参加によって、素晴らしいものになったと思う。
 発表はチームごとに行われたのだが、いかに分かりやすく、正確に伝えることが出来て、また、他チームの発表に対しての意見を述べることの難しさを痛感した。また、他大学からの優秀な学生による、発表に対しての指摘に上手く答えることが出来ず、準備の不足、勉強の不足も痛感した。
 しかし、マイナスなことばかりでなく、他チームの発表を通じて、盗むべき所がたくさんあったと思う。良い所を取って、これからの発表をもっといいものにしていけるようにしたいと思う。
 
岩垂 立樹(右2)
 今回の夏季英語講座で感じたことは、関西学院大学院生の余さんと、神戸大学の佐藤さんの知識の深さと勉強意欲の凄みです。普段のゼミ以上に、自分なりに補足説明などの用意をしてきたがそれでも余さんの専門性のある疑問点などを明確に答えることができず、自分達のグループ発表がいかに至っていなかったかを痛感した。そして、他の班の発表も普段のゼミと異なる感じで今後の参考となりました。また、今回リーダーを任されたにもかかわらず、メンバーを完全に統制できなかったことも残念に思いました。
 ご多忙の中、夏季特別講座を設けてくださった杉田教授に厚く御礼を申し上げたいと思います。

金 明究(右3)
 今回このような勉強会で一番、思ったことは関西学院大学の余さんと神戸大学の佐藤さんの質問と発表でした。質問でも今までの自分たちがしていたゼミ内での質問とは違い、積極性とそして質問の内容の濃さを感じました。また発表もパワーポイントを使えていれば、おそらく授業とあまり遜色なかっただろうとも思いました。やはり知識の差とその表現の仕方の違いにレベル差を痛感しました。これからも勉強していく中でとても良い模範が見られたと思います。少しでも近づきいつかは追い越せるように頑張りたいと思います。今回の勉強会に参加でき本当に良かったと思いました。

中島 惇介(左1)
 まず、先生がおいそがしいにも関わらず9日にゼミ活動を設けてくださってありがとうございました。
4回生や2回生、そして他大学の先輩方と一緒に勉強する場は、そんなに多くない事なのでとても貴重なものとなりました。そして同時に、自分の勉強不足を感じさせられる場でもありました。特に大学院生の余さんの鋭い意見には感心しました。余さんをはじめゼミ生以外の方々がとても頑張っていたので、ゼミ生の自分としては恥ずかしかったです。
私は杉田ゼミの様に勉強する良い環境にいる立場なので、努力してもっと積極的にならなければいけないことを痛感しました。

福井 翔一(右1)
 集中講義を設けていただきありがとうございました。1回きりではありましたが、この講義は、自分がどんなに至っていなかったかを実感するものでした。討議を理解する力もなく、知識もありませんでした。一方で、私が、今どの位置にいるかも分かった気がします。関西大学の余さんや、神戸大学の佐藤さんのような知識をこれから得ていく一方で、自分の考えを構築していくことが、このゼミでの目標であることがわかりました。
田中(第三)チーム
田中 春菜(左1)
 今回のプレゼンテーションでは、1+1が3にも4にもなるくらいに色々と勉強させて頂きました。他大学参加者による積極性、個性、探究心。先輩や他チームの発表による要点のまとめられたレジメ。討議の時間では、幅広い視点からの突っ込みなど研究の奥深さを学びました。そしてこのプレゼンテーションの準備段階では、英訳を通して何度も練り直していくうえで、内容のおもしろさや深さが理解でき、チーム同士で意見を交わしあいながらさらに理解を深めていけたことは私にとって大きな収穫となりました。しかし未熟な点も多々あり反省もあります。そういう意味で、学ぶことも多く本当によい経験となりました。こんな機会を与えてくださった先生に感謝し、この経験を生かしたいと思います。

今 伸予(左2)
 内田チームのレジメには、正確な訳があり、岩垂チームには、レジメのポイント点をとらえていて、(何を伝えようとしているか、はっきりと示されていて、解りやすかった。)佐藤チームには、プレゼンの方法論を学んだ。今回杉田先生のご指導の中で、1番大きな収穫となったのが、1つの情報を掴んだときに、他のものとつなぎ合わせて考え、2つ、3つと、応用して考える事。各チームから、それぞれ、学ぶことができて、大変よい機会であった。今回私達は、大きな失敗をしてしまって、満足な発表ができなかった。今後に生かされる教訓が多く得られた。未熟な私だったが、何とかここまで、きた。チームのメンバーに心よりお礼を。又、私達チームのせいで、発表時間の開始が遅れてしまい、討論の時間が少なくなってしまったこと深く反省しております。
 ゼミ生でもないのに、このような機会に参加させていただいたことを、感謝します。ありがとうございました。

森上 美由紀
 今回のプレゼンはグループ発表ということで、みんなでかなり一生懸命に取り組みました。当日は欠席したこともあって、他のグループの発表や取り組みの姿勢を直接みることはできなかったのですが、先生からの送られてきた英訳を読んでみて、英文は難しそうなのにうまく日本語に訳せていると感じました。しかも、うまくレジメにまとめてもいるように思いました。自分たちのグループはというと、予定ではパワーポイントを使用する予定でしたが時間がまにあわずできなくて内容を調べるにも時間に余裕がなくうまくいかなった点が多々ありました。発表の面ではあまりだったかもしれませんが、今回ゼミ生以外の今さんと片岡さんとも組むことになりましたが彼女たちのパワーをもらったような気がします。見習わなければならないところがたくさんありました。そんな面では今回のゼミ発表の取り組みは自分にとって価値あるモノだったように思いました。当日の急な欠席は反省しています。

片岡 えま(左3)
 内田チームのレジメが正確でまとまっており、多国籍企業の定義から動機づけまでがうまく伝わった。岩垂チームのポイントをおさえた、解りやすい発表とともに杉田/バートレット説の類似点も学ぶことができ、佐藤チームの鋭い質問力に刺激を受けた。だが参加者皆同意すると思うが、訳を通して学んだことが一番の収穫となった。正確な訳をするにはやはり第一にその内容を理解していなければならない。その為に何回も読み直し考えさせられたので、短期間で集中でき、講義内容がより身に付いた。これはこの方法を選択した先生のおかげでしょう。結果的には準備不足で先生含め他チームに大きな迷惑を掛け、満足な発表も出来なかったが、しかし得たものは大きい。未熟であり、外部生でありながらも参加させていただいたことに心から御礼を言いたい。           
佐藤(第四)チーム
余冬意(左1)
 今度の勉強会を通じて、いろんな面で勉強になります。チームを組んで、互いに協調と役割を分担します。企業で強調されるチーム精神を学びました。チームのメンバから 学ぶことも 多かったです。例えば、私は佐藤さんというチームメンバから努力、器用などいろんな面で勉強になります。それから、他のチームと戦うと同時に、勉強のやり方、即座の反応力なども すごくヒントを与えてくれました。でも、もし各チームの構成員はもっと積極的に、活躍したら、今よりもっといい効果をもたらすと思います。私にとってはこの勉強会は非常に良かったです。チャンスがあればまた参加したいです。

佐藤佳子(左2)
 先生に勉強会の場を設けていただいてとても感謝しています。他のグループディスカッションをするための勉強をもっとしておくべきで、また発表するためにもっと勉強をして理解する必要がありましたが、勉強会を通じて、テキストを見ると同時に色々な仮説やケーススタディとリンクして考える力が必要であることを学び、自分のレベルがどの程度なのかも良く分かりました。勉強を重ねて考える力をつけると、“戦略”の組み立て方ができて多くの場で自分なりに体系化した説明が出来るようになります。チームを一緒に組んだ、余さんの翻訳の努力と、話から得た多くのヒントにとても感謝します。また、参加された全員の方にお会いできてとても嬉しかったです。もっと多くの意見を聞き、学んで、努力したいと思いました。次の機会がありましたら、非常に活発な討論を期待します。
使用テキスト:
Christopher A. Bartlett, Sumantra Ghoshal:
Transnational Managemant: Text, Cases, and Readings in Cross-Border Management,
Second Edition
1995, by The McGraw-Hill Companies, Inc
MBA トップページへ 戻る

杉田俊明研究室
更新: 2003/08/31
ライン
トップ ページ へ