杉田俊明担当科目 講義要項
2014/09/28

科目名
アジア(企業)経営論特殊研究

日中貿易投資研究

注意(重要):
実際の講義は最新のケースを織り込み、講義を活性化させるために内容を変更して行うことがある。但し、趣旨が変わるものではない。

以下、従前のシラバス

授業の到達目標及びテーマ

・中華人民共和国成立以来、特に改革開放以来における日中貿易の歩みを把握すること

・日中貿易と対中直接投資に対する統計分析とそれぞれの時代における特徴を把握すること

・貿易手法や直接投資手法を学び、経営戦略、経営管理などとの相互連関を習得すること


授業の概要


本講義は国際ビジネス関連領域の一部である。中国貿易と投資に焦点を当て、三段階で進行する予定である。

第1段階:中国経済の概況と日中貿易の歴史的な変遷など

第2段階:貿易、直接投資統計や国際ビジネス形態の専門知識と日中における応用など

第3段階:ケース・スタディ(日中貿易投資、関連経営戦略や経営管理などの応用事例研究)


授業計画と主な研究テーマ

1

日中貿易投資の最新状況と本講義の全体概況

2

50年代から70年代前半までの日中貿易とその特徴について

3

70年代から80年代までの日中貿易とその特徴について

4

90年代から2005年までの日中貿易と直接投資(以下、投資)、並びにそれらの特徴について

5

2005年以後の日中貿易と日中相互投資、並びにそれらの特徴について

6

直近10年における日中貿易の統計分析とその啓示について

7

直近10年における日中投資の統計分析とその啓示について

8

国際ビジネス形態(特に貿易形態)の日中における応用について

9

国際ビジネス形態(特に投資形態)の日中における応用について

10

国際ビジネス形態(特にM&A&A形態)の日中における応用について

11

ケース研究 パナソニックグループの対中貿易と投資

12

ケース研究 ユニクロ(ファーストリテイリング)の対中貿易と投資

13

ケース研究 利豊(本社:香港)グループの対外貿易と投資

14

ケース研究 ハイアール(本社:中国青島)グループの対外貿易と投資

15

ケース研究 ホンダグループの対中投資と現地経営、その他 まとめなど

注:前掲内容には受講生による研究成果の発表が各2回ほど含まれる。

*最新の研究成果あるいは実態経済を織り込むために必要に応じて内容を変更することがある。

テキスト

講義時に指示。

参考書・参考資料等

杉田俊明著『国際ビジネス形態と中国の経済発展』中央経済社、2002年刊
多国籍企業学会編著『多国籍企業と新興国市場』文真堂、2012年刊
並びに杉田俊明のその他の関連論著(杉田研究室ホームページ掲載分を参照)


学生に対する評価

 

割合()

評価基準

試験

50%

受講生による研究発表を実施し、理解度の確認を行います(試験該当。質疑や解説も同時間内に行います)。

平常評価1

20%

出席と受講の姿勢や態度等(遅刻、早退厳禁。私語厳禁。)

平常評価2

30%

質疑や討論への参加と内容の質等

その他

なし



杉田俊明研究室(甲南大学)
メールTO: toshi.sugita@nifty.com
リンク トップ・ページ へ